大阪吹田 脳を育てる運動療育 送迎ありの放課後等デイサービス_こどもプラス大阪
2021-07-23

友達の関わり方を発達障害のお子さまがまなぶ吹田のこどもプラス大阪

子どもの成長にとって友達の関わり方はとても大切です。

しかし、発達障害の子どもは一人遊びを好んだり、グループで遊ぶのが苦手だったりといった特徴があります。

友達関係がうまくいかないと、その場所でひとりぼっちになってしまい、人間関係から学べることが減ってしまう可能性が高くなります。

発達障がいをもつお子さまにとって、友達の関わり方は本人の将来に大きく影響する問題です。

具体的にどういった課題や解決方法があるのか、一緒に見ていきましょう。

発達障害の子がつまづく友達の関わり方

発達障がいをもつお子さまのなかにはもともと一人が好きな子もいますが、まわりの子と遊びたいのに友達の関わり方がわからなくて、友達関係につまづいている子が少なくありません。

友達の関わり方がわからないと、仲間づくりがうまくいかないだけでなく、友達が去っていったり、まわりから孤立してしまったりします。

小学生の高学年になると、幼稚園や小学校低学年のように、まわりのお友達とみんな仲良くするといった雰囲気から、数人のグループをつくる友達の関わり方に移ります。

気が合って趣味や会話が共通している友達と小さなコミュニティをつくっていくからです。

したがって、自分のことばかり話したり、相手の気持ちやまわりのペースに合わせられなかったりなど、発達障害の子が友達関係で起きやすいトラブルがつづかないようにサポートをしていくことが大切です。

ある小学6年生のAさんの場合

AさんはASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)で、友達の関わり方にいきづまっていました。低学年までは誰とでも仲良く話す性格でまわりと友達関係をつくっていました。

しかし、高学年になると相手が他の友達と仲良く話していたり、勉強や読書などで集中したりしてても、一方的に自分が話したいタイミングで声をかけていました。

自分の話ばかり相手のそのときの事情がわからずしてしまうので、だんだん友達から疎ましく思われるようになります。

「空気を読む」というのは、友達の関わり方で大切なベースになるものです。

発達障がいをもつお子さまにとって、相手の状況をくみ取ったり、相手に合わせた話題を選ぶのは苦手です。

家庭でできる会話のトレーニング

こうしたAさんに対して、家庭では適切な話題を選ぶトレーニングがおすすめです。

じぶんと相手がお互いに話したい話題(話のネタ)がちがってしまうのはなかなか避けられません。

ですが、会話を進めていくうちに、友達との会話に向いている話題があることは学べます。

学校に帰ってから、今日友達と話した内容を質問してみましょう。

・いつ話したのか
・誰と話したのか
・どんな話題をしたのか
・相手からどんな返事があったか

など、お子さまにとって印象的な会話を少し掘り下げていくのです。

すると、

・授業中に明日の遠足のお菓子の話をした
・休み時間に相手が本を読んでいたとき、日曜日に家族との外食の話しをした

など、TPOや相手のニーズとのズレが見えてきます。

そこで、いつ、誰と、どんな話題がふさわしいのか、会話をするタイミングや適切な話題選びについてひとつずつコメントしていきましょう。

教師ができるAさんへのサポート

ASDのBさんは、漢字や地名などを覚えるのが得意で、学校の勉強以外の知識も豊富です。

ただ、友達の関わり方が苦手で、教室では友達と話したり、遊んだりすることはあまりなく、いつもひとりで過ごしています。

そこで、担任のC先生は、国語や社会の授業で、漢字や地名の知識に強いBくんの力が生かせる方向に持っていきました。

たとえば、少し難しい問題でクラスが答えられないときはBくんに指名します。

正解だったBくんにしっかりみんなの前で褒めてあげて、知識が豊富なことをクラス全体で認め合えるようにしました。

そうすると、Bくんに対するクラスメイトの印象がかわって、Bくんに注目が集まるようになりました。

Bくん自身の自信がつくこと、そしてクラスメイトからの評価が高まること。

発達障がいをもつお子さまにとって、友達の関わり方をうまくするには、本人だけでなくまわりの子どもたちの見方も変えられるアプローチが大切といえます。

友達の関わり方をまなぶ吹田のこどもプラス大阪

発達障がいをもつお子さまは、友達の関わり方が苦手でまわりとコミュニケーションが取れないケースがほとんどです。

いいかえると、相手との会話のしかたやまわりのペースをくみ取るスキルが身につけば、すこしずつ友達づくりができたり、その場所での孤立を避けられたりできるということです。

放課後等デイサービスのこどもプラス大阪では、SST(ソーシャルスキルトレーニング)を中心に、発達障がいをもつお子さまの友達の関わり方を身につけるサポートをつづけています。

みんなと一緒に遊びながらルールを守ったり、相手の気持ちを理解したり、協力しながら何かにチャレンジしたりというソーシャルスキルをまなびます。

友達づくりに必要な会話で大切なポイントもサポートしています。

発達障害のお子さまが友達の関わり方で心配なときは、ぜひ友達の関わり方をまなべる吹田の放デイ・こどもプラス大阪に相談してみましょう

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