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2021-12-08

発達障がいの女の子の特徴は?男の子と違う特性の現れ方や悩みを知ろう

生まれつきの脳の働きの偏りが原因である「発達障がい」。

日頃、こどもの様子を見ていて、「成長や発育に遅れがあるかもしれない」と不安を抱えている親御さんは少なくありません。

心配になってインターネットや本を調べていくと、発達障がいの情報の多くは、男の子メインで紹介されている印象を持つ方が多いようです。

「男の子に比べると女の子の発達障害は少ない」と言われることがあります。

しかし、実際は性別による人数の違いはあまりありません。

では、なぜこれまで女の子の発達障がいにスポットが当てられる機会が少なかったのでしょうか。

ここでは、自閉症スペクトラム障害(ASD)やADHD(注意欠陥多動性障害)、学習障害(LD)といった発達障がいを抱える女の子の特性や悩みの特徴、サポート方法についてまとめてご紹介します。

発達障がいとは何か?

発達障がいにおける女の子や男の子の性別の違いを観る前に、そもそも発達障がいとはどういったものなのか、簡単にご説明します。

代表的な発達障がいは3種類

発達障がいの主な種類は3つあって、ASDと呼ばれる自閉症スペクトラム障害やADHD(注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)です。

①自閉症スペクトラム障害(ASD)

社会的なコミュニケーションに大きな支障が出る特性を持っています。

感覚が過敏または鈍感であったり、協調運動がうまくできなかったり、順番や自分のやり方に強くこだわりがあったり、対人関係や社会生活をうまく取るのが困難です。

②注意欠陥多動性障害(ADHD)

注意力や集中力がない、じっとしていられず動き回っている、衝動的に何かをやってしまう、といった3つの行動特性が知られています。

③学習障害(LD)

読み書きや計算、会話や推論するといった、基礎的な学習能力に得意・不得意の偏りがあります。

また、会話での理解力や表現力が乏しかったり、運動が苦手といった特徴も目立ちます。

女の子の発達障がいは気づかれにくい!

発達障がいと聞いて、男の子がほとんどといったイメージはなぜ生まれて来たのでしょうか。

一般的に発達障がいの情報に触れると、男の子を基準にしていることが多いこと、女の子はコミュニケーション能力が育ちやすく、男の子基準の一般的な発達障がいの特徴があまり見られないことが多いこと、などが考えられます。

また、「女の子だから、もし発達障がいと診断されたら将来がどうなるかわからない」と親御さんが心配して、専門医に相談したがらないケースも。

家族や親族、友人知人など周囲に相談しても「そういう子だからでは?」「ちょっと変わってるけど、ユニークだね」など、性格や育ち方の問題として済ましてしまう場合も少なくないようです。

このほか、抑うつや統合失調症、パーソナリティー障害や心身症など、精神科の病気と診断されてしまい、発達障がいの発見が遅れる場合もあります。

発達障がいでの女の子と男の子の違い

女の子の発達障害は見過ごされやすいのも問題となっています。

自閉症スペクトラム障害の場合

たとえば、自閉症スペクトラム障害(ASD)の次のような特徴は、男の子に見られる場合がほとんどです。

・おもちゃや食べ物を一列に並べる

・数字やマーク、電車などに強い関心を持つ

一方で、女の子の場合、ひとりでままごとをして「ごっご遊び」をしていることが多いと、男の子のような発達障がいの特徴が出づらくなります。

小学校に入った頃から、ASDの女の子にも次のような特徴が強くなる場合があります。

・友だちができない

・ひとりで孤立している

・友だちとの接し方や距離の縮め方がわからない

・自分の世界に入ってしまう

・当たり障りのないガールズトークができない

・女子のグループに入れない

こうした傾向が強まると、女の子は学校に溶け込めず、いじめの対象になったり、不登校になったりしていきます。

そうなってから初めて、周囲が発達障がいだと気づく場合も少なくないのです。

注意欠陥多動性障害の場合

もうひとつ、注意欠陥多動性障害と呼ばれるADHDで考えてみましょう。

ADHDは、不注意・多動性・衝動性が代表的な特性です。

女の子でADHDの特性が現れる場合、注意力や集中力が低いケースが多い反面、じっとしていられない、急に何かをやりたくなるなど、多動性や衝動性は現れづらい傾向が強いのがポイントといえます。

もし、クラスの女の子のAさんが、不注意の特性が強くても、忘れ物が多かったり、勉強がうまく付いていけなかったりすると、他のクラスメイトに迷惑が掛かることはほとんどありません。

しかし、男の子のBくんが授業中にすぐ動き回ったり、急に教室から外に飛び出していったりすれば、先生にも同級生にも影響は大きくなるでしょう。

ADHDの症状の現れ方ひとつ見ても、女の子と男の子ではどの特性が出やすいかに性別による違いが強くなっているのです。

さらに、ADHDの特徴は、小学校の高学年以降に目立って現れてきます。

忘れ物が多い、片付けができない、自分だけ話したがって相手の話は聞かないなど、わがままや自己中心的と評価されてクラスになじめないなど、適切な友人関係を築いたり、コミュニケーションを図ったりするのが困難になります。

発達障がいの女の子が抱える二次障害とは?

発達障がいは、脳の働きの偏りから生まれる「特性」であるのは事実です。

しかし、さまざまな特性が強くなるにつれて、日常生活が困難になってしまい、あわせて二次障害を引き起こします。

発達障がいによる対人関係のストレスや勉強や遊びがうまくできずにプライドをなくしてしまって発生する、さまざまな問題が二次障害です。

発達障がいを持つ女の子の二次障害の特徴は、

・慢性的な体調不良(頭痛や貧血、PMS)

・抑うつ

・不安障害

・摂食障害

・自傷行為

・暴言や暴力

など、1人ひとりの性格や環境などによってさまざまな問題が起きます。

ここでのポイントは、二次障害はあくまで発達障がいによる生きづらさやトラウマが原因になっているということ。

したがって、二次障害の症状や障害を治療することも大切ですが、同時に発達障がいの特性をうまくコントロールしながら日常生活を送るスキルを身につけることが大切です。

ソーシャルスキルや運動療育を通じて女の子の発達障がいを生きやすくしよう

ここまで見て来たように、同じ発達障がいであっても、女の子は男の子と異なり、一般的にいわれている特性や特徴が見えづらいケースが多くなっています。

そのため、気づくのが遅れたまま、日常生活で生きづらさを抱えて辛い思いをしている女の子が多いのです。

女の子に対する特別な発達障害の診断基準やケア方法というのはありません。

ただし、発達支援の現場で取り入れているソーシャルスキルを身につける指導や運動遊びなどを使った運動療育は、発達障がいを持つ男女に関係なく非常に効果があることがわかっています。

こうした発達支援のアプローチは、支援学校や支援学級、吹田のこどもプラス大阪のような放課後等デイサービスなどで、発達障がいのこどもたちと関わる現場で導入されています。

女の子グループや男の子との接し方、女子の成長や身だしなみといった、女の子ならではの問題へのサポートもカバーしているところが多いので、積極的に利用してみましょう。

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