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2023-09-20

ADHDかもしれないと思ったら?子育てでパパ・ママが気になるポイントまとめ その3

「お子さんがちょっと元気すぎるな」と思ったり、「なぜか集中力が続かない」と悩んでいませんか?

子供が集中力に欠ける、落ち着きがない、衝動的に行動する…。これらの特徴がADHD(注意欠如・多動症)の可能性を示しているとも言われます。

でも、どう対処すればいいのでしょうか。

そこで本記事では、前回の2記事とは異なる視点から、ADHDの疑いがあると思ったときにパパ・ママが考慮すべきポイントをまとめます。

こどもの成長で気になる点がある方は、ぜひお読みください。

学校生活でのサイン

学校生活でよく見られるADHDのサインは次のようなものがあります。

先生や友達とのトラブル

子どもが頻繁に先生や友達とトラブルを起こしている場合、その背後に何らかの問題がある可能性があります。

例えば、子どもが授業中に何度も席を立ってしまい、先生から注意を受けたり、友達とのトラブルに発展したりするケースが考えられます。

ADHDの疑いがある場合、子ども自身がその行動の意味や影響を理解できていないことが多いです。

学業のパフォーマンス

ADHDの疑いがあると、テストの点数が一定しなかったり、宿題をしきりに忘れたりする可能性があります。

このような状況は、子ども自身もストレスを感じる場合が多く、その結果、さらに学業のパフォーマンスが下がる可能性もあります。

社会性との関係

社会性が身につきづらいこともADHDの特徴で、下記のようなポイントがあります。

友達作りの困難

ADHDの疑いがある子どもは、友達との関係にも影響が出る可能性が高いです。

たとえば、遊びのルールを守るのが難しかったり、他人の話に集中できず、適切なタイミングで発言ができない等です。このような特徴は、友達作りを困難にする要因ともなります。

集団行動が苦手

スポーツや集団での活動は、一般的には子どもが社会性を学ぶ場でもありますが、ADHDの疑いがある場合、これが逆にストレスの原因となることもあります。

特に、集団行動が要求されるスポーツなどでは、一つ一つの動作に集中できず、チーム全体の足を引っ張ってしまう可能性があります。

家庭でのポイント

兄弟姉妹との関係性

ADHDの子供がいる場合、その存在は家族全体に影響を与える可能性があります。特に兄弟姉妹との関係性は、家庭内でのバランスや子供自身の自尊心に影響を与えるケースが少なくありません。

例えば、ADHDの子供が行動が予測できない場合や特定のルールに従いにくい場合、兄弟にストレスを与えることがあります。そのため、家庭内でどのこどもも平等に扱い、兄弟姉妹それぞれの気持ちや思いに合わせた対応をする柔軟性が求められます。

具体的には、兄弟姉妹にADHDの症状やその背景を理解してもらい、協力的な家庭環境を形成することが重要です。

親自身の心構え

ADHDの子供を持つ親は、社会からの偏見や誤解に対処するスキルも必要とされます。これには、正確な知識と情報が不可欠です。インターネットでの情報収集だけでなく、専門の書籍を読んだり、セミナーやワークショップに参加するなどして、最新の研究や治療法についても学んでおくことがおすすめです。

また、自分自身の感情管理も大切です。ストレスが溜まると、それが子供にも影響してしまう可能性があるため、自分自身のメンタルケアも忘れずに。

発達障がいのこどもとどんな向き合い方をすればいい?(1)

日常生活での工夫

診断が確定しても、日常生活での工夫が求められます。

例えば、子供が集中できる環境を作る、生活リズムを作る、報酬システムを導入するなど、親ができる対策は数多くあります。

早めの対策が肝心

専門家の診断

「うちの子、ADHDでは?」と疑問に思った場合、最も重要なのは専門家の診断を受けることです。具体的には、心療内科や精神科で専門の診察を受けることが必要です。

この診察で、ADHDの疑いが確定した場合、どのような治療が最適か、またどのようなサポートが必要かが明らかになります。

診断後のサポート体制

診断が確定したら、次はどうサポートしていくかを計画します。専門医からの指導を受けつつ、学校の先生やカウンセラーとも連携を取ります。具体的には、個別の教育計画を作成し、それに基づいて子供が学校での学習に適応できるようにサポートします。

このようなサポート体制が、子供が将来社会で困らないようにする鍵となります。

学校との連携

早期にADHDの疑いが確定した場合、学校との連携は非常に重要です。多くの場合、学校側も既に何らかの症状に気付いていることが多く、教育方針やサポート体制について話し合うことが重要です。

例えば、通常の授業以外でのサポートや、特別な教育プログラム(例:特別支援学級や放課後等デイサービス〈放デイ〉など)への参加などが考慮されます。

まとめ:ADHDかもしれないと思ったら?子育てでパパ・ママが気になるポイントまとめ その3

この記事では、学校生活や社会性、そして早めの対策について解説しました。ADHDの疑いがある場合、早期の発見と適切な対策が重要です。

何よりも大切なのは、子どもの行動や心の変化に敏感であり、適切な対応とサポートをしていくことです。

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