大阪吹田 脳を育てる運動療育 送迎ありの放課後等デイサービス_こどもプラス大阪
2022-02-04

こどもが不登校になったら……学校に行かなくなるのは発達障がいの可能性も?②

前回は、不登校の現状や学校に行かなくなる理由について触れて、親がどのような対応をすればいいのかをご紹介しました。

お子さんが不登校になったとき、まずは親子でのコミュニケーションづくりが大切です。

そして、発達障がいの診断を受けていない場合、ADHD(注意欠陥・多動性障害)やLD(学習障害)の可能性も視野に対応していく必要があります。

そこで、2回目の今回は、ADHDやLDをはじめ発達障がいのあるこどもが不登校になったときの具体的な接し方について考えていきましょう。

不登校になったこどもへの親の接し方

その①無理矢理学校に行かせない

ときどき学校を休むようになった不登校になりかけのこどもには、しばらく心身を休める時間を与えてあげましょう。

こどもが学校に行きづらくなったり、不登校になっている理由はさまざまです。

とはいえ、学校の問題、人間関係の悩み、家庭や親子のトラブルなど、さまざま理由が重なって大きなストレスを抱えていることにちがいはありません。

無理に登校させても、根本的な解決にはつながりません。

傷ついた心を癒やして、気持ちが安定してくるまで、しばらく待ってあげましょう。

その②落ち着いて過ごせる環境を整える

不登校のお子さんにとって、家庭は安心して過ごせる場所です。

しかし、不登校だからといって親が何度も叱りつけたり、イライラしていると、こどもはゆっくりと心身を休められません。

学校にも家庭にも居場所を失って、ますます不登校が長引くだけです。

もしなぜ不登校になったのか理由を知りたくても、無理に聞き出さないようにしましょう。

そっと見守るくらいの感じでいるのがベストです。

そして、お子さんから何か話しかけてきたときは、話をそのまま聞いて下手に励ましたり、注意したりはしないように心がけてください。

その③学校との連絡を密に取る

不登校になったら、学校との連絡は欠かせません。

とくに担任の先生から、お子さんが学校でどのように過ごしていたか、何かトラブルはなかったか、など、できるだけ詳しい情報を聞いておくことが大切です。

こどもは、親には話しづらい話題も少なくありません。

友だちや先生、スクールカウンセラーには悩みを打ち明けているケースもあります。

定期的に担任の先生や学校と連絡を取って、できるだけ正確な情報を手に入れるようにしてください。

その④発達障がいの特性を知る

こどもの不登校にはADHDやLDといった発達障がいが関係しているケースが少なくありません。

そのため、小児科や発達外来、自治体の不登校の相談窓口などに相談して、発達障がいの特性や不登校との関係を学んでおくのをおすすめします。

発達障がいが原因で不登校になっている場合、学校や家庭、人間関係などの問題と合わせてADHDやLDのケアもしていく必要があります。

こどもに対する接し方で気をつける点を知っておくためにも、専門家や書籍、セミナーなどを積極的に活用しましょう。

その⑤発達支援に取り組む施設を利用する

フリースクールやカウンセリングルームのように、不登校のこどもの居場所を提供している施設の利用を考えましょう。

また、発達障がいのある場合は、児童発達支援事業所や放課後等デイサービス(放デイ)のような発達支援をおこなっている福祉サービスの利用もおすすめです。

たとえば放デイは、学習支援や遊びを通してソーシャルスキルトレーニングに取り組んでいる事業所もあります。

発達障がいについて学んだスタッフから、きめ細かいサポートが受けられるので、不登校で傷ついたこどもの心をケアするのにもピッタリです。

吹田のこどもプラス大阪のように、社会スキルやコミュニケーション力の指導をはじめ脳の発達をうながす運動プログラムを取り入れている放デイもあります。

放課後等デイサービスでは発達障がいが理由で不登校の問題に悩む親御さんからの相談も受け付けているので、気軽に利用してみましょう。

まとめ:こどもが不登校になったら……学校に行かなくなるのは発達障がいの可能性も?②

2回目の今回は、不登校のお子さんへの接し方について、発達障がいの可能性を踏まえた対応を考えてみました。

不登校の原因にADHDやLDといった発達障がいが隠れている場合があります。

発達障がいの可能性がないか明らかにするためにも、小児科や発達外来などの専門医を受診したり、公的な教育相談のほか放課後等デイサービスの窓口で相談するのがおすすめです。

発達障がいのこどもはさまざまな特性があるため、よりきめ細かなサポートが求められます。

不登校のこどもを無理に学校に行かせるのではなく、放デイなどを利用しながらゆっくりと休ませてあげることも大切です。

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