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2022-01-18

発達障がいのこどもの「あまのじゃく」とどう付き合えばいい?①

年齢に関係なく、「あまのじゃく」なお子さんがときどきいらっしゃいます。

自由気ままで気分屋さんのこどもで、「あまのじゃく」な言動をしてしまうのは、幼児期に現れやすい特徴です。

また、発達段階にかかわらず、発達障がいをお持ちのお子さんにも、「あまのじゃく」な態度で周囲の大人達を困らせているのを見かけます。

そこで今回は、2回に分けて発達障がいのお子さんのあまのじゃくについて考えていきます。

乳幼児期の早い段階で現れる独特の心理がベースになっている「あまのじゃく」。

家庭でどう接すれば良いか困っていたり、学校や放課後等デイサービスで「あまのじゃく」のお子さんの話を聞いたりしたことはありませんか。

一緒に、さまざまな感情を抱えながら生きているこどもの内面を探っていきましょう。

「あまのじゃく」な言動を繰り返すこどもたち

発達障がいのうち、自閉症スペクトラム(ASD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)を抱える子どもの中に、「あまのじゃく」な言動をするお子さんがいます。

「あまのじゃく」とは、

・わざと反対のことを言う

・言われたことと逆のことをやる

・褒めると突然怒り出す

などが代表的な特徴です。

「あまのじゃく」のAくんの場合

毎朝、学校へ行くまでのあわただしい時間。

Aくんのお母さんは、着替えや朝食、時間通りの出発など、お子さんがきちんとこなせているか、心配です。

「服を着替えよう」

「朝ご飯、食べて」

「早く出かけるよ」

など、朝から大きな声を出してお子さんをリードする毎日です。

しかし、何かにつけて言われたことをやらない、逆のことを言ったり、やったりする、など、頑固でわがままな態度を取ってしまうAくん。

着替えをしようと声を掛けても、

「着たくない!」

「パジャマのままでいい!」

と駄々をこねたり、

お腹が空いているはずなのに、朝ご飯を食べてと言うと

「食べたくない!」

「お腹空いてない!」

と逆のことばかり話します。

そこで、お母さんが「わかった!いらないなら、お母さんが食べるね!」と言おうものなら、

「僕が食べるんだから!!」

と急に食べ始めることも。

こういう親御さんとお子さんのやりとりは、育児を経験した人なら誰しも通る道かもしれません。

一般的に2歳から4歳ぐらいまでのこどもが「あまのじゃく」な言動をしがちです。

発達障がいを抱えるお子さんの場合は、その子の発達段階によって年齢に関係なくありません。

こうした「あまのじゃく」な言動が収まらない場合をときどき目にします。

「あまのじゃく」を起こす子どもの心理

乳幼児期に「甘えたくても、甘えられなかった」経験が、発達障がいのきっかけの一つになると言われることがあります。

発達初期の1歳半から3、4歳に訪れるイヤイヤ期の特徴と重なることが多いのも特徴です。

ちょうど、自分の自我を発達させる大切な時期に入る子どもたちにとって、親の言うことに反抗したくなります。

自分で決めたり、自分ですべてやりたいという自己主張が強くなっていくからです。

そのため、大人から見るとイヤイヤ期のお子さんの「面倒な言動」は、「あまのじゃく」や「へそ曲がり」に見えてしまいます。

その心の底には、無意識に親の態度を読み取っているから、感情や思いがこじれてしまうようです。

100%甘えたいのに遠慮して甘えられなかったり、甘えたいときに親が忙しくてその場で甘えるのが難しかったり、といったことを積み重なって起こるといわれています。

すぐそばにいる養育者の親に抱かれていても、距離感が近いものの心理的な居心地の悪さを感じてしまうことも。

親子間の愛着を育む過程でアンバランスな状態になってしまうといった見方もあります。

小さな子どもたちの心の中にも、さまざまな人間としての感情や思いが渦巻いています。

とくに「甘えたくても、甘えられなかった」状況が続いてしまうと、ADHDや自閉症スペクトラム障害の特性である執着する気持ちが強まっていきます。

その結果、「あまのじゃく」や「かんしゃく」「気分や感情が不安定」な態度を取ってしまうのです。

まとめ:発達障がいのこどもの「あまのじゃく」とどう付き合えばいい?①

発達障がいの有無にかかわらず、「あまのじゃく」な言動をする子どもは少なくありません。

乳幼児期によく見られるイヤイヤ期の現れだったり、発達段階に応じて「甘えたくても、甘えられなかった」という複雑な感情はとても根深い問題です。

つい親の言うことと反対のことを言ったり、逆のことをしたり……。

このような親を困らせる態度につながると考えられています。

それでは、「あまのじゃく」な言動を繰り返す子どもたちに、どう接すればいいのでしょうか。

次回は、発達障がいのお子さんの「あまのじゃく」な言動への対処法について考えて見ましょう。

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