放課後等デイサービス利用方法と受給者証の吹田でのもらい方まとめ
放課後等デイサービスを初めて利用するときは、いくつかの手順をふまなければいけません。
市役所での受給者証の手続きをはじめ、放課後等デイサービスを運営している施設への申し込みや見学、契約ののち、利用がスタートします。
一つひとつ手続きすれば問題ありませんので、安心してください。
今回は、発達障害をもつお子さまが放課後等デイサービスに通いたいときの利用方法についてご紹介します。
吹田での手続きのポイントや市が独自におこなっている無償化についても触れているので、ぜひご覧ください。
放課後等デイサービスの利用方法
まず、おおまかな利用方法について、利用を考えはじめてから利用開始までを見ていきましょう。
ステップ1 電話やメールで候補の放課後等デイサービスに問い合わせる
利用してみたい放課後等デイサービスが決まっている場合は、直接施設に問い合わせてみましょう。
決まっていない場合は、市区町村の障害福祉窓口で放課後等デイサービスの事業者リストをもらって検討します。
ステップ2 面談や教室見学をする
利用する前に、必ず面談や教室の見学をしましょう。お子さまと一緒に訪問するのがベストですが、まず保護者だけで面談してから、後日見学や体験利用でもかまいません。
候補先が複数あると一つずつ訪問するのは大変ですが、お子さまと施設とのミスマッチを防ぐために大切なプロセスです。
ステップ3 受給者証の交付手続きをする
市区町村の障害福祉課の窓口で受給者証交付の手続きをします。
吹田市の場合は、2020年(令和2年)4月1日から吹田市役所の子育て政策室(発達支援担当)が申請窓口になっています。
受給者証の交付手続きは、申請後、面談や利用計画の提出・作成などで1ヶ月以上かかる場合もあります。利用を決めたら思ったら、早めに手続きを進めましょう。
●受給者証とは?
通所受給者証とも呼ばれていて、障害をもつお子さまが放課後等デイサービスなど障害児通所支援事業者等のサービスを利用するときに必要な証明書です。
健康保険証をイメージするとわかりやすいでしょう。
受給者証には、交付されたお子さまが使えるサービスの種類や利用可能日数、一ヶ月の負担上限額が記載されています。
受給者証があれば世帯所得に応じて自己負担割合が決められます。
大半のケースでは自己負担1割です。
吹田市では、3歳から5歳までの児童の児童発達支援等のサービスが無償化されています。
ただし、放課後等デイサービスの対象児は就学児が原則のため、無償化の対象外です。
●受給者証の申請手続きのポイント
吹田市の場合、受給者証申請の必要書類は、
・申請書
・世帯状況・収入申告書
・療育手帳
・発達検査の結果、医師の診断書など
などがあります。
申請書等は吹田市役所のホームページからダウンロード可能です。
ただ、ここに挙げた以外にも世帯全員の課税証明書や個人番号(マイナンバー)などが必要な場合があります。
申請するときは前もって子育て政策室(発達支援担当)に確認しておきましょう。
受給者証が交付されたら、使いたいサービスを盛り込んだ利用計画案の作成が必要です。
受給者証の手続きでわからないことは、放課後等デイサービスでもサポートしてくれます。
ぜひ相談してみてください。
ステップ4 契約する
受給者証などの必要書類がそろったら、放課後等デイサービスと契約を結びます。
契約する時には、サービスの利用方法や利用料金、緊急時の対応などについて説明があるので、確認しましょう。
ステップ5 利用スタート
いよいよ放課後等デイサービスに通い始めます。契約した日から利用可能です。
受給者証の自己負担割合と利用料金について
受給者証には、世帯所得に応じて定められた自己負担割合が記載されています。
ほとんどの世帯で、原則1割です。
なお、自己負担には次のように1ヶ月で負担する上限が決められています。
区分 | 上限負担月額 | 備考 |
生活保護・市民税非課税世帯 | 0円 | |
一般1 | 4,600円(通所施設、ホームヘルプ) | 市民税課税世帯で所得割28万円未満。おおむね年収890万円未満。 |
9,300円(入所施設) | ||
一般2(上記以外) | 37,200円 |
たとえば、一般1の世帯のお子さまが週4回、月20回、放課後等デイサービスを利用した場合、
利用1回分 835単位×月20回=16,700単位
です。
ただし、負担上限月額が4,600円なので、1ヶ月で4,600円の自己負担になります。
吹田の放課後等デイサービス・こどもプラス大阪に電話してみよう
吹田市内に3教室あるこどもプラス大阪を利用するときも、ここまで紹介した流れで利用できます。
受給者証の手続きは時間がかかるときがあり、必要書類がわかりづらい場合もあります。
わからないことは気軽にこどもプラス大阪に電話してみてください。
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