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2022-06-13

発達障がいがあると子供同士のトラブルが増える?親できる対処法

「教室の空気が読めない」
「マイルールにこだわってお友だちと離れてしまう」

発達障がいの特性によって、お友だちとコミュニケーションがうまく取れずこども同士のトラブルに発展してしまう場合があります。こどもの間でケンカやトラブルが怒ってしまったとき、場合によっては大人がトラブル解決のために動かなければならないケースもあるでしょう。

とくに発達障がいのあるこどもの場合、人間関係でもめごとを起こすこどもがいるため、トラブルになるばかりか、友だちづくりが難しく、こどもたちのなかで孤立しやすい可能性があります。

そこで今回の記事では、発達障がいのあるこどもの特性によって起きやすいこども同士のトラブルについて考えてみましょう。なぜ、発達障がいのあるこどもはコミュニケーションが苦手でトラブルを起こしやすいのでしょうか。また、友だちができづらい理由や親御さんが子供同士のトラブルや人間関係でできる対処法についてご紹介します。

コミュニケーションでつまづきやすい発達障がいの特性とは

発達障がいとは、自閉症スペクトラム症や注意欠陥多動性障がい(ADHD)、学習障害(LD)のこと。生まれつき脳機能の発達に偏りがあるためさまざまな特性や症状が出るといわれています。ただし、現在のところ発達障がいの詳しいメカニズムは明らかになっていません。

発達障がいの特性を持ったまま幼少期を過ごすと、日常生活で困難なことが多く、生きづらさを感じながら成長していきます。生きづらさの特徴は発達障がいの種類によって大きく異なります。

自閉症スペクトラム症

かつての自閉症やアスペルガー症候群などをまとめて自閉症スペクトラム症と呼んでいます。自閉症スペクトラム症と診断されたこどもは、次のような特徴があります。

・人間関係やコミュニケーションが苦手
・こだわりが強い
・自分だけのルールに固執する
・相手の気持ちや空気が読めない

注意欠陥多動性障がい(ADHD)

次の3つの特徴を示す発達障がいです。

・不注意(集中力がつづかない)
・多動性(じっとしていられない)
・衝動性(突発的に行動してしまう)

学習障害(LD)

基礎学力に大切な読み書きや計算などの能力が極度に苦手です。ただし、知的障がいはありません。

発達障がいは1種類だけ現れるこどももいれば、複数が併わさって症状が見られるケースもあります。発達障害のあるこどもは、ソーシャルスキルがみにつきづらく、自分独自の世界を持っているため、小学校就学以後、本格的な集団生活が始まると周囲の子供から浮いて目立つようになります。「ちょっと変わった子」と思われるほか、場合によっては自分勝手やわがままなこどもだとお友だちや先生から見られることも珍しくありません。

こども同士のトラブルの原因はソーシャルスキルの遅れ

こどもたちは言葉やその場のルール、コミュニケーションスキルを使いながら、成長とともに複雑な友人関係を築いて維持していきます。

しかし、発達障がいのあるこどもの場合、言葉の遅れやコミュニケーションスキル、ソーシャルスキルが身につきづらいため、小学校に上がってクラスやグループ単位の人間関係
に付いていけない場合があるのです。

たとえば、自閉症スペクトラム症の特性で、お友だちに興味がない、言葉通りにやりとりする、冗談が通じないお子さんがいます。

周囲の人たちに興味を示さなければ、クラスのお友だちと人間関係を築くことはできません。ときには、一人だけ友だちの輪に入ろうとしないため、いじめやからかいの原因になることも。とくにお友だちからからかいを受けると、発達障がいの特性が強く現れてトラブルに発展しやすいといわれています。

自閉症スペクトラム症のあるこどもの場合、ちょっとした冗談やからかいも文字通りに受け取ってしまって、かんしゃくを起こしたり、反撃しようとすることがあります。ムキになると余計にからかうお友だちは面白がってしまいます。また、泣き叫んだり、ときには手が出てしまったりすると、先生が対応しなければならないケースも出てくるからです。

ちょっとした表現や出来事も、神経質に捉えがちなのも、こども同士のトラブルを増やすきっかけのひとつです。定型発達のこどもの場合はスルーできる言葉でも、文字通り受け取ってしまって無視したり、放置しておいたりするといったソーシャルスキルが育ちづらいため、さらにトラブルを深刻にしてしまいます。

こだわりの強さによる周囲との衝突

また、発達障がいのこどもはこだわりが強いため、自分だけのマイルールをいくつも持っています。日常生活のさまざまなシーンでパターン化した行動を繰り返しているので、突然の予定変更や環境の変化に我慢できない場合が多く見られます。

たとえば次のようなケースです。

・進学・進級でクラス替えがあった
・席替えがあった
・先生の離任・転任やお友だちの転校
・遠足や運動会など大きな学校行事
・参観日や教育関係の視察など
・初めての学習内容
・雨や曇りなど天気の悪い日

こうしたいつもと異なる条件で過ごしていると、発達障がいのこどものなかでストレスがどんどんたまっていて、ささいなことでお友だちにイライラしたり、かんしゃくをおこしたりすることがあります。また、いつもある遊び時間がカットされて好きなお友だちと遊べなくなると、友だちや先生に手が出たり、遊びたい気持ちを表現するため、物を投げる、自分を叩くといった行為をすることも少なくありません。

思ったことをそのまま伝えようとするADHDの特徴

ADHDの特徴のうち衝動性が強いこどもで、お友だちとトラブルを起こしやすいケースがあります。衝動的な言動をしてしまうこどもの場合、お友だちとのコミュニケーションでも思いついたことを相手のことを考えずにそのまま話していきます。相手に伝わりやすく話を組み立てながら話すということが苦手なので、話しかけられたお友だちからすると「何を言っているのかわからない」「こちらの反応を気にせずガンガン話しかけてくる」ためイライラしてしまうのです。

発達障がいのあるこども本人は相手とコミュニケーションを取りたくて一生懸命話しているのにもかかわらず、相手はイライラしたり、離れていったりしてしまうので「どうしてきちんと話しているのに、自分の話を聞いてくれないんだ!」と怒ってしまって、トラブルに発展することが多く見られます。

こうした発達障がいの特性によって生まれるこども同士のトラブルは、日常的に起こっています。それでは、具体的に大人ができるフォローや対処法はあるのでしょうか。

大人ができる3つの対処法

発達障がいのあるこども同士の場合、片方が発達障がいのある場合はもちろんのこと、それぞれのトラブルの内容によって対処法は異なります。

しかし、ある程度共通しているフォローのしかたはあるので、以下3つのポイントに絞ってご紹介します。

1.ストレスを溜めない工夫をする

発達障がいのあるこどもたちは、定型発達のこどもに比べて敏感でストレスを溜めやすい特徴があります。とくにいつもとちがうパターンで過ごす日は気をつけなければなりません。

そこで、こどものなかでストレスがたまっているなと感じたら、早めにフォローしていくことがポイントです。たとえば、ADHDのこどもの場合、授業に集中できず席にじっとしていられなかったり、歩き回ったりすることがあります。いつもよりそうした傾向が強い場合は、一度廊下やトイレに行かせたり、しばらく校庭を歩かせたりするなど、気分転換をしてストレスを解消する方法を学校やクラスで共有しておきましょう。

2.その場を離れる

言葉をそのまま受け取りやすい発達障がいのこどもの場合、もしお友だちから嫌なことをいわれたら、その場を離れて先生や周りの大人の元へ行くように伝えます。

発達障がいのあるこどもは、目の前の出来事に囚われてしまって、気持ちの切り替えが困難な場合が多く見られます。嫌なことが起きたとき、すぐに現場を離れてしまえば、刺激をシャットダウンできるのでその後のお友だちとのトラブルを避けられる可能性が高くなるでしょう。

その場を離れるというルールは、担任の先生にも伝えておくことをおすすめします。

3.ソーシャルスキルを学ぶ

一人で遊びたいこどもは、ただ単にお友だちとの人間関係を築くきっかけがつかめないだけかもしれません。とくに、遊びたい気持ちを伝えるとき、言葉ではなく相手を叩いてしまうこどもには、コミュニケーションスキルを教えると人間関係をうまく築けるようになる場合が少なくありません。

「ねえ」「一緒に遊ぼう」など、コミュニケーションスキルが身につくと、お友だちに遊びたい気持ちや一緒に仲良くなりたい思いをうまく伝えられるようになります。

言葉の遅れがある発達障がいのこどもたちには、言葉の使い方やコミュニケーションスキルを丁寧にトレーニングすることが大切です。

また、身体の使い方がうまく身についていないため、ちょっとした動きでも力を入れすぎたり、叩いてしまったりするこどもがいます。お友だちと遊ぶなかでトラブルの原因になるポイントのひとつです。

筋肉の動かし方が感覚の感性がコントロールしづらいこどもには、運動療育を通して体の動かし方、姿勢の維持のしかたなどをトレーニングすると、生活動作を改善するのはもちろんのこと、脳の発達にも相乗効果が期待できます。

まとめ:発達障がいがあると子供同士のトラブルが増える?親できる対処法

発達障がいのあるこどもは、こども同士のトラブルを起こしやすい傾向があります。理由としては、発達障がいの特性でコミュニケーションが苦手だったり、言葉が遅れていてうまくお友だちと人間関係を築けないといったことが背景にあります。

解決するためには、こどものソーシャルスキルをアップすることが不可欠です。たとえば、放課後等デイサービスのなかには、ソーシャルスキルトレーニング(SST)や運動療育に力を入れていて、発達障がいのあるこどもたちの生活の困りごとを改善する発達支援をおこなっている施設があります。吹田にある放デイのこどもプラス大阪もそのひとつです。

日常的に通所しているこどもたちに対して、ソーシャルスキルトレーニングをはじめ柳沢運動プログラムの運動療育を提供。こどもの心と体を育みながら、生活スキルを身につけさせる取り組みをつづけています。

もし、発達障がいのあるお子さんでこども同士のトラブルが絶えない場合、ソーシャルスキルトレーニングや身体感覚の発達の課題があるかもしれません。ぜひ一度こどもプラス大阪までお気軽にご相談ください。

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