大阪吹田 脳を育てる運動療育 送迎ありの放課後等デイサービス_こどもプラス大阪
2021-10-08

発達障がいのお子さまが安心して通える運動教室はある?①

近年、運動と脳の発達とは大切な関係があることがわかってきました。

運動はただお子さまのからだの成長を促すだけではなく、脳や神経の発達にもとても重要な機会です。

しかし、発達障がいを持ったお子さまは、うまくからだを動かせない場合が多く、運動そのものが苦手なお子さまが多くいます。

そこでここでは、2回に分けて発達障がいのお子さまと運動について取り上げます。

1回目は、なぜお子さまの成長に運動が大切さなのかをご紹介します。

なぜ運動が大切なのか

発達障がいのお子さまを対象にした運動教室があります。

放課後等デイサービスでは運動療育を発達支援のひとつに取り入れているところも増えています。

発達障がいのお子さまは運動が苦手な場合が少なくありません。

これは、運動や感覚を司る脳の働きが未発達だったり、集団でみんなと一緒に行動するのが苦手だったりするのが主な原因です。

最近、発達障がいの分野で「発達性協調運動障害」という言葉がよく使われるようになりました。

からだの機能に問題はないけれど、運動を司る脳の働きがうまく発揮できずにからだを動かすのが苦手な状態です。

何気なくおこなっている運動をひとつひとつ分析すると、あたまやからだの働きが複雑に組み合わさって成り立っていることがわかります。

ボールをキャッチする動作をイメージしてみてください。その流れを細かく分けていくと、

①向こうからやってくるボールを目で認識する

②ボールの速さや角度を一瞬で判断して落下点を予測する

③ボールのサイズに合わせて手を広げて腕や足を出す

④ボールを受け取るショックを和らげるため全身をバネのように使って衝撃を吸収したり、うまく逃がす

このように、複合的な動きを瞬時のうちに同時におこなわなければならないのです。

脳の働きとからだのさまざまな機能とが連携していないと、ボールをキャッチするというシンプルな運動も発達障がいのお子さまにとっては非常に難しいものといえます。

運動が苦手で体を動かす機会が少ないと、からだはもちろんのこと、あたまやこころの発達にも影響が出ます。

小さいうちから運動しないようにおとなが守ろうとしたり、保育園・幼稚園や学校などの集団での運動が苦手だったりするケースが見受けられます。

あたまやこころと、からだの発達はつながっています。

お子さまとって運動は、からだを動かしながら脳や神経の発達をうながす大切なもの。

積極的に運動する機会をつくる必要があるのです。

運動と発達障がい

ただ、発達障がいを抱えるお子さまを持つご家族にとって、発達障がいのお子さまが安心して運動できる場所を探すのは大変なこと。

「スイミングや体操教室で運動をさせたいけれど、うまく溶け込めるか心配」

「運動教室のレッスンで他のお子さんについていけるのだろうか。迷惑をかけないだろうか」

こうした不安を感じて運動教室を敬遠してしまうご家族も少なくありません。

保育園や幼稚園の間は、遊びと運動が一体となっていることが多く、保育士や先生が手厚くサポートするので問題にならない場合が多いかもしれません。

ですが、小学校に上がると集団での運動が中心になります。

遊びの要素が減って、「体育」「スポーツ」というスタイルに変わっていくため、うまくなじめないお子さまも出てきます。

しかし、発達障がいをお持ちのお子さまは、集団行動やコミュニケーションの取り方が苦手で、学校の体育にうまく付いていけない場合がほとんどです。

また、学校での体育は、授業中ずっと座ったままのお子さまのストレスを解消する役割も担っています。

思い切りからだを動かしたい子どもたちにとって、体育は授業でありながら、からだを動かすチャンスでもあるのです。

一方で、発達障がいのお子さまにとって、体育でうまくスポーツや体操ができない状態が続くと、それだけでストレスを抱えてしまうことになります。

まとめ

発達障がいのお子さまにとって、運動はあたまとからだ、こころの発達をうながすとても大切な機会です。

ただ、運動が苦手だったり、集団行動がうまくできなかったりする場合が多いので、ますます運動する機会が減ってしまいます。

一般的な運動教室では、先生の指示が理解できない、他の子どもたちに迷惑をかけてしまうかもしれない、といった心配もあるでしょう。

小学校に上がると、学校でおこなわれる集団行動が中心の体育では、より高度な運動のしかたやコミュニケーションスキルが求められます。

そこで次回は、発達障がいをお持ちのお子さまが安心して通える運動教室のポイントをご紹介します。

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