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2022-12-12

発達障がいのこどもへの配慮で知っておきたいポイントとは?発達支援と合理的配慮 その3

発達障がいのあるこどもたちは、自閉症スペクトラム障がいやADHD、学習障がい(LD)など、障害の種類によってさまざまな特性が現れます。複数の障がいを併せ持つこどもも少なくありません。

そのため、一人ひとりの障害の特性や性格、学校や教室の状況に応じた合理的配慮が必要です。

そこでこの記事では、発達障がいの特性に対して具体的にどのような合理的配慮の方法がおこなわれているのか、学校での取り組みを見ていきましょう。

1.Aくんの場合 学習障がい(LD)

小学校2年生のAくんは、最近、読み書きが苦手で勉強にも影響が出るようになりました。

鏡文字を書く、漢字が覚えられない、音読が苦手、など基礎的な国語力の伸びが進まないため、授業に遅れが出始めています。

こうした学習障がい(LD)の疑いがあるこどもで読み書きにつまづいている場合は、タブレットを使用する、拡大教科書を取り入れる、音声読み上げソフトを使う、といったサポートで勉強が進みやすくなります。

2.Bさんの場合 自閉症スペクトラム障がい(ASD)

小学校3年生のときに自閉症スペクトラム障がい(ASD)と診断されたBさんは、感覚過敏の傾向があります。

3年生の進級時にクラス替えがあったため、教室の雰囲気が賑やかになったり、教室の立地から道路の車の音や通行人の声がよく聞こえるようになったりして、授業に集中がしづらくなりました。

そこで、先生と相談のうえ、クラスメイトにも理解をしてもらいながら、授業中でも刺激によってストレスを感じたら保健室やトイレに行く、必要に応じてイヤーマフや耳栓を使う、休み時間に好きな音楽を聞く、といった工夫をしています。

3.Cくんの場合 ADHD(注意欠陥・多動性障がい)

ADHDのあるこどもたちは、周囲の環境の変化や外部からの刺激に敏感です。

Cくんも、音やにおい、気温の変化はもちろんのこと、急に予定が変わっただけでもパニックを起こしたり、イライラして感情的になったりする傾向があります。

しかし、ストレスや不満を抱えた場合でも、言葉で不快な感情を表現することは苦手です。そのため、急に暴れたり、友だちに手を出したり、して大きなトラブルを引き起こしてしまうこともあります。

そこで、もし「イヤだ」という自分の気持ちをうまく周囲に伝えられないときは、イラストや写真などを指示カードにして先生やクラスメイトに提示してもらうようにしてみましょう。

言葉の遅れも見られる発達障がいのあるこどもの場合は、言葉によるコミュニケーション以外の表現ツールを用意することも大切です。

まとめ:発達障がいのこどもへの配慮で知っておきたいポイントとは?発達支援と合理的配慮 その3

ここまで3回にわたって発達障がいのあるこどもへの配慮について見て来ました。学校を中心に合理的配慮をキーワードとした教育指導や発達支援の取り組みが広がっています。

こどもたちの障害の特性や状況に応じてきめ細かな配慮をつづけることで、障害のある子どももない子どもも、みんなが助け合いながらよりより社会を目指すことができるでしょう。

発達障がいを抱えているこどもさんをお持ちの方は、ぜひ学校生活でこどもの特性に合わせた配慮が受けられないか、学校や先生と相談しながら工夫していくことをおすすめします。

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