大阪吹田 脳を育てる運動療育 送迎ありの放課後等デイサービス_こどもプラス大阪
2021-09-17

吹田の放デイによる発達障害の診断方法まとめ①

吹田の放課後等デイサービス「こどもプラス大阪」では、発達障害のあるお子さまの保護者の皆さんから、よく質問を受けます。

発達障害の診断についてもその一つです。

お子さまの発達障害は、保育園や幼稚園の幼児や小学校から中学校にかけて特徴が際立ってくる発達に関する障害です。

好きなことと嫌いなこと、得意なことと苦手なことが極端だったり、感情や行動をコントロールできず、コミュニケーションが苦手だったり、さまざまなケースがあります。

発達障害は生まれつきの脳の機能に何らかの問題があることがわかってきました。

しかし、知的障害とは異なるため、今なお親のしつけや育児、性格の問題と誤解されている場合も少なくありません。

お子さまを見ていて発達障害かどうか心配になったときは、診断できるのは医師だけです。

それでは医師は実際にどのような診断基準で子供たちを診察しているのでしょうか。

今回は2回にわたって、発達障害の診断基準や診断をしている場所、検査内容などについてご紹介します。

医学的な発達障害と社会的な発達障害

発達障害の診断基準によると、医学的な発達障害のことを神経発達障害群と呼びます。

具体的には、

・知的障害
・自閉スペクトラム症
・注意欠陥・多動性障害(ADHD)
・学習障害(LD)

などがあります。

一方で、社会的には発達障害支援法で定義されていて、医学的な定義とは若干異なります。

①「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害」であること

②「その症状が通常低年齢において発現するもの」

このように、発達障害支援法第2条で定められています。

最近は、子供だけではなく大人の発達障害も注目されていて、診断を受けるケースが増えてきました。

発達障害の難しさは、周囲から「わがまま」「家庭の教育がなっていない」など後天的な問題と見られがちなことです。

実際、外見では発達障害かどうかわかりづらいため、学校や職場ではコミュニケーションがうまく取れなくて孤立してしまうお子さまも少なくありません。

近年、発達支援のサポート体制が社会的に整ってきました。

早期発見で速やかに療育をスタートして、ソーシャルスキルを身につけたり、その子の特性を生かせる方法をサポートしたり、社会になじめるような方法が増えています。

発達障害の診断は医療機関で

発達障害の診断は、医師しかできません。

したがって、お子さまの様子から発達障害を疑う場合、専門医のいる医療機関の受診が第一歩です。

医療機関の中では、小児科や児童精神科、小児神経科といった小児専門の病院やクリニックをはじめ、最近は全国的に発達外来が増加。大人の発達障害と合わせてお子さまの発達障害の診断もおこなっています。

地方自治体では、発達障害の診断が可能な医療機関のリストを作成して公式ホームページや窓口で公開しているところも。

このほか、自治体の障害福祉課や療育センター、日本小児神経学会の公式サイトでも情報を入手できます。

「発達障害かも?」と思ったら専門医の医療機関へ相談しよう

発達障害は、医学的な定義と社会的な定義とでは違いがあります。

また、一般的なイメージも発達障害の一部の特徴を大きく捉えている場合もあるので注意しましょう。

発達障害の診断は小児神経科など小児科の専門医や発達外来で受けられます。

医師しか診断できません。

したがって、もしお子さまが発達障害かもと思ったら、まずは専門の医療機関の受診をおすすめします。

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