発達障害のこどもで起きやすいトラブルとは?その原因と対応方法③
前回まで、小学校の発達障害のこどもに起きやすいトラブルについてご紹介しました。
それでは、さまざまなトラブルを防ぐには、具体的にどのような方法を取ればいいのでしょうか。
方法①環境面を整える
たとえば、小学校の授業でじっとしていられないこどもには、先生と相談して個別のルールで対応してもらうように働きかけてみましょう。
うまく表現するのが苦手なこどもにとって、本当はその席が嫌なのかもしれません。
窓際は光が当たって落ち着かない、廊下側は暗くて嫌だ、など、自分の感覚のせいで授業に集中できない可能性もあります。
たとえば、先生がすぐフォローできる前方の席や、好みの明るさの席に移動するだけでも、違ってくる場合があります。
また、どうしても居心地が悪くなったり、トイレに行きたいといったときに先生に伝えるサインを作っておくと、先生やクラスメイトとの意思疎通が図れます。
また、定期的に席を立って体を動かす機会を作って上げるのも一つの方法です。
方法②スキルを身につける
コミュニケーション面で友だちとのトラブルが多い発達障害のこどもには、気持ちの伝え方を学ぶ機会を与えるようにします。
たとえば、友だちに自分のことを気づいてもらいたいとき、声がけではなくいきなり相手の腕をたたいて伝えようとするこどもがいます。
そんなときは、たたいて知らせるのではなく、言葉で相手に伝えるソーシャルスキルを教えるのがおすすめです。
また、発達障害のお子さまは体の使い方が苦手なケースが多いです。
運動や体操を通じて、筋肉や体の感覚をうまく使く方法を学ぶ機会を作ってあげましょう。
こどもプラス大阪でトラブルを防ぐソーシャルスキルを身につけよう
発達障害のお子さまが多く通う放課後等デイサービスのこどもプラス大阪では、小学校での友だちとのトラブルを防ぐソーシャルスキルを指導しています。
また、日頃から運動遊びを通じて、体の使い方を学び、身体面だけではなく頭や心の発達にも働きかける発達支援を続けています。
小学校に上がってから発達障害がわかるケースも少なくありません。
もし学校で友だちとのトラブルが多くて困っているなら、一度吹田の放デイのこどもプラス大阪に相談してみてください。
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